先週からメロンの芽かきといわれる作業がはじまりました。
芽かきとは、不必要なわき芽を摘み取ること。メロンのよりよい生育のために栄養の分散と込み入っている枝を取り除いて、風通しをよくし、病気になりにくくします。
さくざえもんの畑には6列のメロンビニールハウスがあります。その品種ごとに芽かきと残す部分に違いがあります。アムスメロンの芽かきは9節目まで、10節以降は蔓のみ取る。タカミメロンは12節めまで芽かき、後は同様に。メロンについて詳しく知っているのはおばあちゃんで、おばあちゃんに聞けばだいたい分かるのですが、不在の時はちょっと困る。一応、虎の巻みたいなものはあるけれど、ひと苗ごとに様子が違うからマニュアル通りにはいかない。ケースバイケースなので、やり方が統一とならず、同じ人にずっと携わってもらわないと分かりえない部分がある。自然が相手って本当に難しい!農業継承って難しい!
しかも、私のようにスーパー素人がお手伝いを…といっても苗を見ただけで作物が分からんのです。ここは何を植えているか、の目印がほしいと思いました。
肝心の苗は、このところ天気が良かったので、かなり成長していました。となり同士の苗、同じ苗から枝分かれした同士で複雑に絡み合い、蔓も巻き付き、解くのにもひと手間かかりました。
植物の力強さを目の当たりに…。いいメロンに育ってくれることを祈って、心を鬼にしながら芽かきを行いました。
芽かきしたメロンの花とつぼみ。当然ながら、こんな小さな頃からすでに中身はメロンです。
ちょっとスッキリしたかな?一部、やり直しの部分もあるので、芽かきはまだまだ続きます…!今日11日から秋田も梅雨入りしました。雨、降りすぎませんように。